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耳鳴りは脳に入る音が減り脳が勝手に音を作り出す

更新日:8月1日


原因不明の耳鳴りで悩む人の約9割が、実は難聴だということをご存じでしょうか?


難聴で脳に入っていく音が少なくなり、脳が音を勝手に作り出してしまうことが原因ともいわれています。この難聴と耳鳴りの不思議な仕組みが解明されたのは、ここ10年ほどのこと。


耳鳴りの改善療法のひとつに、音響療法といって、川の音や森の音などをCDやラジオで音を流し、周囲に豊富な音がある環境を人工的につくって、耳鳴りの音が際立つのを防ぐ方法もあるほどです。


このことからも、補聴器で脳に音(生活の音・会話の音・日常の音)を届ける大切さを理解していただけるかと思います。  耳鳴りは気にし始めると余計に気になり、悪循環となることもあるそうです。  


また認知制御の低下でネガティブな感情が強くなると、耳鳴りをより気にするようになるともいわれており、耳鳴りそのものに気を向けないように指導することも大切です。


現在65歳以上の高齢者では、30%以上が耳鳴りで苦痛を感じているとされており、この先さらなる高齢化や社会環境の変化によるストレスによって、この耳鳴り患者は増加すると予想されます。  


耳鳴りは、場合によっては、うつや不安神経症や不眠など精神疾患へとつながっていくケースもあります。高齢者の認知機能への影響も指摘されているだけに、その対応は今後の重要な課題であると考えられます。


耳鳴り対策の一助として、難聴がある方には、これからますます補聴器が重要になっていくでしょう。


もし耳鳴りが気になった場合は、いきなり補聴器販売店で相談するのではなく、まずは耳鼻咽喉科に相談し、補聴器をつけてもいいかを確認するようにしましょう。


※日刊ゲンダイDIZITALの記事から抜粋

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