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ヒアリングフレイル(耳の虚弱)の話し

更新日:2023年12月15日


ご存知ない方もいらっしゃると思います。最近よく耳にするので記事にしてみようと思いました。当店が加盟している一般社団法人 日本補聴器販売店協会の機関誌に載っていましたので抜粋してシェアしますね。


ヒアリングフレイルとは耳の虚弱(聞き取る機能が衰え)という意味で、放置すると、心身の活力が衰え、認知症やうつ状態になるリスクが高まるため、早期発見し、いかに対応するかがカギになるそうです。


いま、社会全体の高齢化が進むなかで、老人性難聴者が増え続けています。実際に難聴の有病率は65歳以上で急激に増え始め、80歳以上になると、男性ではなんと84%、女性で73%が発症するデータもあるそうです。


難聴は放置すると認知症になるリスクが高まるといわれています。軽度の難聴で2倍、重度では5倍にもなるそうです。これは、加齢に伴い聴力が低下すると、「作業記憶」や「言語疎通性」が低下するため、自信を喪失し周りからも認知機能が低下していると評価されることで、双方のコミュニケーションにあきらめが生じ、それが社会的孤立のきっかけになり、さらに脳の萎縮が進行し、認知症が進んでしまうというのです。


その一方で、認知機能低下の危険因子のなかで、予防可能な因子が35%あり、そのなかで割合が最も大きいのは難聴の9%だという論文発表があったといいます。これは難聴への対策を講じることで、認知機能低下を抑えることができ、それには補聴器装用が効果的だということです。


適切に調整された補聴器はとても有効で、認定補聴器技能者を置いている販売店を選び、自分の状態に合った補聴器を装用すること、そしてその補聴器の適切な活用には、3か月から半年ほど、音を聞き取るトレーニングが必要ということです。


ホシノ補聴器専門店では熟練技能と専門知識を兼ね備えた認定補聴器技能者が対応します。補聴器の試聴体験をしていただき、聞き取りが改善し、必要と判断した場合は、ご購入いただき、自分の状態に合った補聴器になるまで、時間をかけて何度でも補聴器トレーニングを行っています。


ご購入後も聴力の変動などで支障の際は無料で調整をしております。末永くあんしんをして、お使いいただけるように、心がけています。

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