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補聴器に慣れるための4つのポイント


補聴器に慣れるまでにかかる時間は、補聴器の種類、使用方法や使用頻度、そして、あなたの期待値によって違ってくるのかもしれません。


ここでは補聴器の適応期間をより快適にするためにできることを4つご紹介します。


1. 使用時間を確保する

新しいメガネで見ることに脳が慣れるのと同じように、補聴器で再び音を聞くことにも脳が慣れる必要があります。最初はこのプロセスで、あなたは疲れてしまうかもしれません。

また、耳が「いつもと違う」と感じたり、違和感を覚えたりすることもあるでしょう。

しかし、これは正常なことです。


補聴器を1日、約10時間使用することで、違和感を軽減することができます。

日に日に、耳が補聴器に慣れていくことを感じるようになってきます。

2. 補聴器を正しく装着する

補聴器の快適さは、正しい方法で装着できているかどうかでも変わります。

補聴器は耳に掛けて使用する耳掛け型と、耳の穴に入れて使用する耳穴型があります。

どちらも正しく装着できていないと、快適に使用できないので練習をして

上手に装着ができるようになる必要があります。正しく装着されているか、お店のスタッフ

と一緒に確認します。出来るようになるまで一緒に練習します。


3. 装用感の確認

補聴器の種類によって、補聴器のフィット感や使用感に影響します。

それぞれの種類で可能性のあることと、その解決策をご紹介します。 ●オーダーメイド耳あな型補聴器は、あなたの耳にフィットするように成形され、耳の穴に挿入されます。他の人には目立たないかもしれませんが、形が耳の穴に合っていない場合

痛みやこすれるような不快感を感じるかもしれません。

そのような場合は、すぐにスタッフへ伝えてください。補聴器のフィット、適合性を確認し、必要であれば修正します。

●耳かけ型補聴器は、本体を耳に掛けて耳栓は耳穴に挿入します。耳かけ型補聴器は、耳穴型の補聴器と違い、耳に掛けて装着するので、慣れるまでスタッフと一緒に練習します。

耳栓は既成のものを使用しますが、合わない場合は、より快適で安定して装着できるカスタムイヤモールドを作ったりすることもできます。

耳掛け型はチューブやワイヤーに問題がある場合は、長さや形状を変更することで

フィット感を向上することができます。

4. 現実的な期待値を設定する

はじめて使用する時は、装着感や聞こえ方に違和感を感じます。

これは使い始める方が大半、そのように感じます。

少なくとも1~2ヶ月は慣れるのに時間がかかると思ってください。

使用しているうちに、補聴器を装着していることを忘れて、感じなくなっていきます。 慣れるまでの間、何か疑問や不安があれば、スタッフへ相談してください。

改善するように対応をします。 補聴器を使って少し努力することで、より良い聞こえを獲得できます。


補聴器は購入してからが大事です。実際に効果的な使用をするためには、聞き慣れない音に脳を慣らしていく必要があり、一日を通して補聴器を使用する必要があります。

この過程で補聴器装用を断念してしまう方もいます。

いわゆる「タンス補聴器」と言われる状態です。

そうならないために、スタッフが時間をかけて調整や対応を行い、補聴器が快適に使用できるように、諦めずスタッフと一緒に頑張りましょう!

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